新しいチャレンジをする一年に

すっかり書かなくなってしまった。かれこれ2ヶ月になる。もともと、このブログを書き始めた動機は、日常の仕事が比較的少なくなってきた時期で、時間を持て余していたからということもあった。ところが、ブログを始めてから仕事が忙しくなってきて、さらに今年度になって業務量が増し、ますます書く時間がとれなくなった。いや、時間はあったが、そんな気持ちにならなかったということが大きい。
 それ以外にも理由がある。現在の僕の仕事は、勤務時間中ほぼずっとパソコンと向き合っている。そのせいか、家に帰ってから、あるいは休日くらいパソコンに触りたくないという気持ちもある。さらに、自宅のパソコンはとにかくキーが打ちにくい。そんな様々な理由が重なり、ブログを書くことから遠ざかっていった。
 書きたいな、と思う話題は日々思い浮かぶのであるが、文章にするのが億劫でいっそツイッターにすれば良かったなんて思う日もあり・・・ とにかく僕は飽きっぽく、一度始めたことを続けることが難しいことが多々ある。

 さて、僕の一時的な転職も2年目を迎えた。来年の今頃には、おそらくまた学校現場に戻っていることだろう。この2年間のうちに学校という職場を外から見つめ、今まで自分が感じていたことと、そして、これからの教育界について書くこともこのブログの目的の一つだった。少なからず、自分なりにある程度のことを書いておきたいとは思う。それによって、今後の自分の人生が少しでも切り開ければとも思っている。可能性は低いけれども。でも、何かを始めてみないと何も変わらない。

 今日、久しぶりに学校に行った。2年前に担任をしていた生徒たちが3年生になり、晴れの舞台の一つである体育大会を見に行った。2年前から、日々の生活や行事などに一生懸命取り組んでいた子どもたちは変わらず、懸命に取り組んでいた。身長が伸び、声変わりをしている生徒もいた。子どもたちの成長を感じた。生徒たちや、見に来ていた卒業生、そして保護者の方々が僕に話しかけてくれた。笑顔で話しかけてくれる子どもたちや保護者の方々を見て、学校ってやっぱり良いところだなと思った。
 でも、もちろんそれだけじゃない。生徒や保護者の全てが僕に笑顔で話しかけてくれたわけではない。中には、僕の姿を見て、苦々しい思いになった生徒や保護者もいたことだろう。でも、それも悪いことじゃないという人もいる。人間には相性があり、全ての生徒や保護者から慕われる先生などいないと。
 それでも、僕は教員という仕事に復帰したいかと聞かれると、威勢良く「はい」とは言えない。できないことではないと思うが、積極的にしたいことではない。
 だから、この1年が勝負と思っている。人生の大きな分岐点と思っている。奇しくも「令和」という新しい時代の幕開けであるこの年を、自分の人生を動かす年にしたい、あるいは、そのきっかけを作る年にしたいと思っている。そのために、後ろ向きな、消極的な言い訳はできるだけ少なくし、果敢なチャレンジをする一年でなければならない。
というわけでまた定期的にこのブログを書いていこうと思う。